このページの要点
- はじめてのクルーズで戸惑いやすい「乗船前」「乗船中」「下船の日」の流れを、順番にまとめました。
- 乗船日は受付時間に合わせて港へ。スーツケースは預けると客室に届くので、貴重品・薬・パスポートは手荷物に。
- 下船は前の晩にスーツケースを客室の外に出すのが基本。外国船で海外に寄港したときは、日本に戻る港で入国審査と税関があります。
最終確認日:2026年9月29日(手続きは船会社によって異なるため、必ず最終案内を確認してください)
乗船から下船までの流れ
| 出発の前 | 最終案内(乗船券・荷物タグ)の受け取り、オンラインチェックイン、持ち物の準備 |
|---|---|
| 乗船日 | 港へ移動 → スーツケースを預ける → チェックイン・(外国船は)出国審査 → 保安検査 → 乗船 |
| 乗船1日目 | 避難訓練(安全説明) → 客室でスーツケースを受け取る → レストランや船内の確認 → 出港 |
| 寄港日 | クルーズカードを持って上陸 → 観光 → 帰船時間までに船に戻る |
| 下船の前夜 | 荷造り → タグを付けたスーツケースを客室の外へ → 精算の確認 |
| 下船日 | 客室を出る → 指定された時間に下船 → スーツケースの受け取り → (外国船は)入国審査・税関 → 帰宅 |
1. 出発前の準備
- 最終案内を確認:出発の少し前に、乗船券、荷物タグ、乗船の受付時間などが書かれた最終案内(最終書類)が届きます。当日までに必ず目を通しましょう。
- オンラインチェックイン:外国船では、船会社のアプリやウェブサイトで、事前に乗船手続き(パスポート情報、クレジットカードの登録など)を済ませることが多いです。締め切り(出港の数日前など)があるので早めに。
- パスポート:外国船で海外の港に寄港するクルーズでは必要です。残りの有効期間にも条件があります(プリンセス・クルーズではクルーズ終了時に6か月以上)。船会社によっては、パスポートのコピーの提出を求められることもあります。
- 持ち物:外国船の客室には、パジャマや歯ブラシが置かれていないことがあります。コンセントの形や電圧も船によって違うので、事前に確認しましょう。詳しくはクルーズの持ち物チェックリストへ。
- 持ち込めないもの:衣類用アイロン、コーヒーメーカーなどの電熱器具、ろうそく、刃物などは持ち込めないことが多いです。
- 旅行保険:船内の医療は高額になることがあるため、海外旅行保険への加入がすすめられています。
2. 乗船日:港に着いてから乗船まで
- 何時に行く?:最終案内の受付時間に合わせます。外国船では乗船が12時ごろから始まり、出港の1時間前までに締め切られることが多いので、出港の2時間前には港に着いておくと安心です。
- 港への行き方:ターミナルの駐車場は台数が限られることが多いため、電車やバス、タクシーがおすすめです。スーツケースを自宅から港へ送れる宅配サービスもあります。港ごとのアクセスは寄港地ガイドで紹介しています。
- スーツケースを預ける:タグを付けたスーツケースはターミナルで預けると、客室まで運ばれます。届くのが夕方になることもあるので、貴重品・薬・パスポート・すぐ使うものは手荷物に入れておきましょう。
- チェックインと審査:乗船券や本人確認書類を見せて手続きします。海外に寄港する外国船では出国審査があり、そのあと空港と同じような保安検査を受けて乗船します。
3. 乗船1日目にすること
- 避難訓練(安全説明):国際的なルールで、乗客全員の参加が義務づけられています。船内の案内に従って、集合場所の確認などをします。
- クルーズカード:客室の鍵、船内での支払い、乗り降りのときの身分証を兼ねる大切なカードです。なくさないようにしましょう(スマートフォンのアプリやリストバンドを使う船もあります)。
- 船内の予定を確認:毎日配られる船内新聞や船のアプリで、夕食の時間、ショー、翌日の寄港地の情報を確認します。有料レストランは早めの予約がおすすめです。
4. 船内での過ごし方と支払い
- 支払いはキャッシュレス:船内の支払いはクルーズカードで行い、最後に登録したクレジットカードなどで精算するのが一般的です。外国船では船内の通貨が米ドルなどのことが多く、船内で両替できないこともあるので、寄港地で使う日本円は出発前に用意しておきましょう。
- チップ:外国船では、1泊あたりのチップ(サービス料)が自動で加算されることが多いです。日本の船ではチップは不要です。料金の目安はクルーズの料金の目安とお得な時期で紹介しています。
- ドレスコード:夕食時に「フォーマル」「スマートカジュアル」などの服装の目安が決まっている船があります。フォーマルの日は、スーツやワンピースなど少しおしゃれな服装にしましょう。
- Wi-Fi:船内のインターネットは有料のことが多いです。寄港地のWi-Fiやスマートフォンの通信を上手に使いましょう。
- 船酔い:心配な人は酔い止めの薬を用意し、揺れの少ない船の中央・低い階の客室を選ぶと安心です。
5. 寄港地での下船と帰船
- 上陸するときはクルーズカードと身分証を持ちます(外国の港ではパスポートが必要な場合もあります)。
- 帰船時間(最終乗船時間)は船内で案内されます。時間になると船は待ってくれないので、余裕をもって戻りましょう。
- 船が岸壁に着けない港では、テンダーボート(小型の船)で上陸します。混雑するため整理券が配られることがあります。
- 寄港地の過ごし方は、港ごとの寄港地ガイドを参考にしてください。
6. 下船の前夜にすること
- 前の晩に、下船の順番を示すカラータグなどが配られます。荷造りをしたスーツケースにタグを付け、指定された時間までに客室の外(廊下)に出しておきます。
- 翌朝の着替え、洗面用具、薬、貴重品、パスポートは、スーツケースに入れずに手元に残しましょう。
- 船内での利用明細が届くので、内容を確認しておきます。
- 荷物をすべて自分で持って早めに下船できる方法(プリンセス・クルーズの「エクスプレス・ウォークオフ」など)を選べる船もあります。その場合は前夜に荷物を出しません。
7. 下船日の流れ
- 客室は朝8時ごろまでに出るのが一般的です。朝食をとったら、ラウンジなどで下船の順番が呼ばれるのを待ちます。
- 下船したら、ターミナルでタグの色や番号をもとに自分のスーツケースを探して受け取ります。
- 外国船で海外の港に寄港したクルーズでは、日本に戻る港で入国審査と税関検査があります。税関には「携帯品・別送品申告書」を提出します。
- 帰りの荷物は、ターミナルの宅配サービスで自宅へ送ると身軽に帰れます。
日本の船と外国船の違い
| 項目 | 日本の船(飛鳥Ⅱ・Ⅲ、三井オーシャンなど) | 外国船(プリンセス、MSC、コスタなど) |
|---|---|---|
| 船内の言葉 | 日本語 | 英語が基本(日本発着では日本語の案内がある船も) |
| パスポート | 国内だけのクルーズでは不要 | 海外に寄港するため必要 |
| 出国・入国の手続き | 国内だけのクルーズではなし | 乗船時に出国審査、帰国時に入国審査・税関 |
| チップ | 不要 | 1泊あたりのサービス料が加算されることが多い |
| 船内の支払い | 日本円 | 米ドルなどのことが多い(カードで精算) |
どの船を選ぶか迷ったら、日本に来るクルーズ客船一覧で船の特徴を比べてみてください。
よくある質問
Q1乗船日は何時に港に行けばよいですか?
最終案内(乗船券)に書かれた受付時間に合わせて行きましょう。外国船では、乗船は12時ごろから出港の1時間前までに設定されることが多く、出港の2時間前には港に着いておくと安心です。
Q2スーツケースはいつ客室に届きますか?
ターミナルで預けたスーツケースは、船のスタッフが客室まで運んでくれます。届くのは夕方になることもあるので、貴重品、薬、パスポート、すぐ使いたいもの(水着など)は手荷物に入れておきましょう。
Q3避難訓練には必ず参加しないといけませんか?
はい。避難訓練(安全説明)は国際的なルールで乗客全員の参加が義務づけられています。乗船後に船内の案内に従って参加しましょう。
Q4下船の日はどうすればよいですか?
多くの船では、前の晩に配られるタグをスーツケースに付けて客室の外に出しておき、翌朝、指定された時間に下船して港で受け取ります。自分で荷物を持って早めに下船できる方法を選べる船もあります。客室は朝8時ごろまでに出ることが多いです。
Q5日本発着の外国船で、日本に戻るときの手続きは?
海外の港に寄港したクルーズでは、日本に戻る港で入国審査と税関検査があります。税関には「携帯品・別送品申告書」を提出します。
出典・参考情報
- プリンセス・クルーズ「持ち物や必要書類などクルーズ旅行のご出発の前に」
- プリンセス・クルーズ「クルーズ旅行の日程や乗下船と寄港地について」
- ノルウェージャン・クルーズライン「乗船日や寄航港での乗船時間は何時ですか?」
- 税関「入国(帰国)時における『携帯品・別送品申告書』の提出」
最終確認日:2026年9月29日。手続きや時間は船会社・クルーズごとに異なります。必ず最終案内と船内の案内に従ってください。